バレイヤージュでピンクにしたい人はわざわざサロンに行く必要ないよって話

流行りのバレイヤージュでもピンクって作れるのかなー!どんな色ができるんだろう。でも色落ちは早いみたいだしピンクは一瞬でなくなっちゃうのかな…

ピンクはセルフで作れます!

こんな人におすすめ

ピンクのバレイヤージュにしたい

ピンク色がどのくらいで退色するか分からない

ブリーチ何回でできるのかな

なるべくお金かけたくない

この記事ではピンク色でバレイヤージュを作りたい人に向けて注意点やメンテナンス方法を実際の画像と共に説明しています。

ピンクにするのは正直簡単ですが、その前にピンクカラーにまつわる情報を頭に入れておきましょう。バレイヤージュは失敗してからだと取り返しがつかなくなりますよ。

目次

バレイヤージュでピンクを目指すならブリーチは2回

バレイヤージュでピンクにしたいと思うお客様が最近多くなってきました。

ピンク色はもともと女性にかなり需要のある色で、通常のカラーにおいてもアッシュの次にオーダーが多い色です。

でもバレイヤージュで綺麗なピンクを入れるには最低でもブリーチは2回以上必須になります。

もちろんお客様の希望の透明感、明るさにも寄ってブリーチ回数は変わりますが

  • 全頭ブリーチでピンクの場合は1回
  • バレイヤージュでピンクの場合は2回

と大まかに捉えておきましょう。

バレイヤージュでピンクを作るのに2回必要な理由とは

もともとピンクは定着が弱いうえに、シャンプーや紫外線などの要因で色落ちが早い色味のひとつです。つまり美容師側からすると作るのが難しい色。

バレイヤージュで理想のピンク色にする場合は2回は必要と先ほど書きましたが、今の髪色が明るい場合には1回で大丈夫な場合もあります。

2回ブリーチが必要な人は今の髪色が黒から8レベルまでの人。

そしてバレイヤージュは色味を全面的に見せるデザインカラーというよりも立体感やスジ感を全面的に見せていくスタイルです。

どうしてもピンク色にしたいという場合は全頭ブリーチをした方が綺麗にピンク色を再現しやすいですねが、バレイヤージュのスジ感や立体感、メンテナンスの楽さ+色味でも楽しみたいという場合にブリーチは2回必須になります。

1回のバレイヤージュだとどうしても必要な明るさに持っていくのが難しい場合があります。

回数別で見るバレイヤージュのピンク

言葉で説明しても伝わりずらいので画像で一緒に見ていきましょう。

バレイヤージュ1回目の場合

まずブリーチ1回でバレイヤージュを作ることで、赤よりのピンクは作れます。

この方は黒髪からのバレイヤージュ1回目ですが、地毛の色素が邪魔をしてどうしても明るさを上げきれません。

バレイヤージュ2回目の場合

ブリーチを2回でバレイヤージュを作る場合はこの位のピンクアッシュには持っていけます。

1回目にバレイヤージュを入れた時よりも色素が薄い状態なので、より理想的な明るさに持っていく事が出来ました。

バレイヤージュでピンクを目指す場合のデメリットとは

デメリットはやはり髪の毛の痛みです。

ブリーチ回数が進むことによって髪のダメージも比例して増えていきます。よくある失敗として、

  • ブリーチを重ねる事で髪の毛が切れてしまう。
  • ちぢれてはいないものの、ダメージが酷くて色を入れてもすぐ抜ける。

今のダメージ具合にもよりますが、しっかりとダメージ保護しながらやらないと大事故になるので気を付けましょう。

今すぐにでもバレイヤージュでピンクにしたい人へ

ピンクにしたいという気持ちは分かりますが、バレイヤージュを始める前に知っておいて欲しい事があります。

ピンクの色持ちは最低

ピンクの色持ちは控えめに言って最低です。

これはピンクだけに関わらず、アッシュやシルバーなどブリーチカラーをする場合には言えることですが、ピンク色を楽しめるのはせいぜい4日程度だと思っていてください。


この4日というのは1日に1回シャンプーすると仮定してです。2日に1回のシャンプーだったら1週間ほどはバレイヤージュでピンク色を楽しめると思います。

しかし、ピンクにすることで退色過程が綺麗というメリットもあります。

僕の場合ですが、基本的にシルバーやアッシュなどの色味を作る際はピンクをメインにレシピを組んでいます。

というのもピンクをブリーチ毛に入れることで綺麗に黄色味をとり、柔らかいシルバーやアッシュにする事ができるため。

なのでバレイヤージュでピンクを作る時は単品でピンクを使うことはしないで、アッシュやブラウンなども混ぜて作っていきます。

そうすることで退色し始める時はまず最初にピンク色が抜けてシルバーのような柔らかいアッシュになってくれ、アッシュが抜けた後はミルクティーブラウンのような色味になります。

バレイヤージュでピンクを作る=髪色をピンクにしたい!

ではなく

バレイヤージュでピンクを作る=仕上がりも退色過程も抜けた後も綺麗

という風に考えておくと色抜けの速さに対して愕然とすることは無くなります。

ブリーチをしている限りは色落ちは光の速さなので、これらを念頭に綺麗なバレイヤージュにしていきましょう。

それでもやっぱりピンクのバレイヤージュを長持ちさせたい

いくら抜けるのが早いとわかっていてもコレは絶対に思いますよね。できる限りピンクを長持ちさせたいし綺麗なままでいたい。

そんな方にはピンクシャンプーです。

ピンクシャンプーはカラーシャンプーの1つで、使うことによって髪の毛にピンクの色素を補充することができます。

しかし覚えておいて欲しい大事な事はピンクシャンプーはカラー剤ではありません。

このシャンプーを使ったとしてもずっと綺麗な色味が続くわけではありません。あくまでも髪の表面に付着し、一時的な色素補充だと思ってください。

実際に使うとこのぐらい染まります

このぐらいの髪色が

このぐらい綺麗にピンクになります。

カラーシャンプーとカラートリートメントの詳しい使い方などはこちらにまとめてあります。

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バレイヤージュでピンクを作るなら自分でもできる

カラーシャンプーを使ってセルフでピンクにすることは可能です。

必ずしも美容院でピンクにする必要はなく、十分な明るさとバレイヤージュデザインがあれば可能です。

美容院でバレイヤージュや全頭ブリーチをした後にアッシュやシルバーにしたとしても、やはり色落ちで明るい髪には戻ります。

戻ったタイミングでピンクシャンプーを使うことでもう一度サロンでカラーをしなくても自分でピンクにすることができます。

デメリットとして少しめんどくさいというのもありますが、安い価格で自分のタイミングでピンクカラーにすることができるなら僕はアリだと思います。

サロンに来てもらえることは美容師にとってありがたい事ですが、お客様目線で考えると料金や時間も節約できるピンクシャンプーは最適です。

最後に:ピンクのバレイヤージュは自分で作れる

今まで説明してきたようにセルフでピンクを作ることは可能です。

しかしピンクカラーが発色する十分な明るさ、綺麗なバレイヤージュデザインがある事が前提になります。

しっかりと担当の美容師さんとカウンセリングして、ダメージの少ないデザインを作ってもらいましょう。

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