【2020年は】シャドールーツはカラーのみで作るバレイヤージュ【これで決まり】


なんか最近インスタとかツイッターでシャドールーツってよく見るけど、バレイヤージュにも見えるしいったいコレはなんなんだ !

ここにたどり着いたあなたはきっとそんな事思ってますよね。このページでは2020年に日本で流行るであろうシャドールーツについてまとめ、説明しています。

シャドールーツはこんな人にオススメ
  1. もう既に全頭ブリーチしている
  2. 根元の方も明るくしたいけど明るすぎるのは嫌だ
  3. ブリーチして1ヵ月経ったけど根元のプリンが凄く目立つ
目次

シャドールーツとは?

シャドールーツとはヘアカラーの一種で、ヘアカラーのみによって立体感を出していく技法です。言葉で説明しても分からないので、まずはスタイル写真をどうぞ

このような感じで黒っぽい色とシルバーがバランスよくデザインされ、立体感はもちろんブツっとしたラインを絶対に出さないようにしています。

グラデーションカラーのような感じですが、根元辺りの暗い髪色と中間の明るい髪色の比率を変えることでこのシャドールーツは成り立っています。

シャドールーツは暗い部分が1に対して明るい部分が9。

グラデーションは暗い部分が3に対して明るい部分が7。

少しだけ比率が変わるだけでヘアカラーの印象はガラッと変わるんですね。

日本の流行カラー(バレイヤージュやエアタッチ)は世界のトレンドから2,3年程遅れていつもやってきますが、このシャドールーツというのも同じです。3年前と言わず、そのずっと前から欧米を中心に白人さんのカラーに対して頻繁に使われているテクニックです。

バレイヤージュ・エアタッチ

全体の60%から90%の髪をブリーチで明るくする。ブリーチで立体感を作るので、色が抜けてもデザインが残りやすい

シャドールーツ

バレイヤージュなどのコントラストをバッキバキに出すスタイルと違い、ブリーチを頭皮から毛先まで全てに塗布し、全頭を明るくした状態からカラーで立体感を作っていきます。

非常に簡単に説明するとこんな感じです。ではここからはシャドールーツについて深く掘り下げていきましょう。

バレイヤージュ・エアタッチに関してはこちらをどうぞ

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シャドールーツのメリット・デメリット

シャドールーツにはバレイヤージュやエアタッチと違い、明確にメリットとデメリットがあります。

メリット

全頭ブリーチを1ヵ月前にした人などは地毛の黒色と金髪の境目がはっきりと出てしまい、綺麗じゃないですよね。シャドールーツとはその境目を完全にぼかすことが一番のメリットで、立体感なども同時に出すことが可能です。

バレイヤージュなどは根元の地毛が長ければ長い程綺麗にデザインすることができますが、全頭ブリーチした後にバレイヤージュを施術するまでには最低でも4~6カ月は待たないと綺麗に仕上がりません。

しかしシャドールーツの場合は全頭ブリーチしたその瞬間からバレイヤージュのような立体感やエアタッチのボケ具合を再現することができます。

シャドールーツ1か月後でも、シャドールーツ3か月後でも根元のブリーチリタッチとヘアカラーのみで常に綺麗なデザインを保つことができます。ブリーチリタッチをしないで、毎回シャドールーツを施してプリンの境目を消すという事も可能です。

ただし、上で説明してあるように暗い部分の比率が増えれば増えるほどグラデーションカラーになっていくので自分のやりたいデザインをしっかりと担当の美容師さんに伝えてカウンセリングをしましょう。

デメリット

地毛とブリーチ毛の境目を完全になじませ、ぼかしてくれることがシャドールーツの最大のメリットでしたが、デメリットは退色によってその境目がまた出てきてしまうという事です。

はい、ヘアカラーでは完全にプリンを消すことはできないんです。

僕の経験上、およそ3週間ほどでまたプリンが目立つようになってきます。根元は3レベルのカラー剤を使うので、限りなく黒に近いアッシュで境目を潰すことができるのですが、やはり完全に除去することはできませんね。

ブリーチによるプリンが嫌でしょうがないという方は、4~6カ月ほどはシャドールーツで境目を潰しながら地毛を育ててあげましょう。地毛が十分に育ったらエアタッチやバレイヤージュで退色しても境目が目立たないデザインに変更していきましょう。

シャドールーツはちょっとメンテナンスが大変です。

シャドールーツの髪へのダメージは?

シャドールーツはあくまでも境目を潰すカラー技法の1つです。根元を暗いカラー剤で潰し、毛先も通常のカラー剤で色味を入れていくのでダメージは通常のカラーリング程度と考えておくといいですね。

シャドールーツに向いている髪の長さ

シャドールーツはどのレングスに対しても対応可能です。ショートヘアーには難しいのですが、ボブや肩上程度の長さには対応可能なのでバレイヤージュやエアタッチで満足できなかった人はシャドールーツで似たようなデザインを作ることが多々あります。

もちろんロングの人にもできるので安心してください。

シャドールーツにかかる料金と時間は?

料金はシャドールーツのもう一つのメリットでもあります。

バレイヤージュやエアタッチはブリーチで繊細にデザインを入れていくので難易度がかなり高くなり、それに比例して料金も高くなります。

しかしシャドールーツは全頭ブリーチをし、カラーリングでデザインを作るという工程上、バレイヤージュに比べてそこまで料金は高くなりません。ここら辺はサロンによって料金設定が変わってくるので明確には伝えられませんが、僕の働いている店ではバレイヤージュが35,000円であるのに対してシャドールーツは20,000円となっています。

気になる方はサロンに問い合わせてみましょう。

シャドールーツの施術時間は全頭ブリーチも込みで2時間半~3時間程で終わります。

もし1か月前に全頭ブリーチをしたけど境目が気になるからそこを潰し、毛先に色を入れたいという場合はカラーリングだけで大丈夫なので1時間半ほどで終わります。

シャドールーツはブリーチ無しでもできる?

シャドールーツは基本的に既にブリーチをしたことがある人向けの技術なので、ブリーチを使いたくないという人はできないです。ブリーチはしたくないけど立体感を出したいというあなたにはバレイヤージュ・エアタッチがおすすめ。

シャドールーツはカラーシャンプーがオススメ

シャドールーツにはカラーシャンプーでのメンテナンスがおすすめ。

もし色が抜けて黄色味が出てきても紫シャンプーを使うことで綺麗に維持することができますよ。

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まとめ

バレイヤージュ・エアタッチと日本で流行った後にシャドールーツも今後くるんじゃないかなと思っています。

ただやはり退色が早いのと、退色後のデザインに関してはそこまでメリットが感じられないので一時的なプリンを隠すために…という感じが良いかもしれないですね。日本人にはバレイヤージュの方がデザイン、維持のしやすさでは向いていると思います。

シャドールーツ、覚えておきましょう!

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