コロナで美容院に行けない!セルフカラー向き商品3選!

世界的に大流行してきているコロナウィルスですが、ヨーロッパやアメリカなどでは都市が封鎖され、ここオーストラリアでも徐々に美容室に影響が出てきています。

毎日法律が目まぐるしく変わり、それをフォローするだけでもいっぱいいっぱいの毎日。コロナウィルスが少しでも早く収束してくれるのを願うばかりです。

ここ最近はオーストラリアでも都市封鎖がされたらお客様の髪の毛をどうしてあげたらいいだろう、なにかできることは無いだろうかと考えています。

その結論がお客様自身にメンテナンスをしてもらうという事。

やはりカットやパーマなどのメンテナンスは自分でやるには難しいですが、白髪染め関してはそうでもありません。

今回は歴14年美容師が選ぶ、サロンに行くのが難しい時に使えるセルフカラー商品を4つ紹介していきます。

目次

白髪染めをセルフでやる場合

まず最初に気を付けて欲しいのが、白髪染めをセルフでやる場合のアプローチは人によって変わります。

  • 白髪染めというよりも、馴染ませて髪色を明るく保ちたい人
  • しっかりと白髪をカバーしたい人

大まかに分けて上記の2つに分けられます。セルフでカラーをする前に今の自分の状態、今後の希望を頭に入れてから商品を選んでいきましょう。

髪色を明るく保ちたい人

この場合、ドラッグストアやスーパーなどに売っているクリームタイプの白髪染めでセルフカラーをしてしまうと毛先の髪にも色がしっかりと入りすぎてしまい、今後明るくする場合に色素残留によって全く明るくできなくなってしまいます。できるとすればブリーチになりますが、髪のダメージを考えるとお勧めできません。

ではどのようなカラー剤が向いているのでしょうか?

答えは色素が薄いモノ。

クリームタイプのカラー剤はほぼ100%髪の毛に残留してしまうので、次回以降に美容院で少し明るくする場合は前述の通り難しくなります。

美容師である僕が次回以降の施術を考えた際に、お客様に使ってもらいたいのはカラートリートメントやヘアマスカラなどの一時的にカバーできる商品です。

これらの商品は必要最低限白髪をなじませ、次回以降の施術にもあまり影響を与えることなくメンテナンスをすることができますが、美容院などで使うカラー剤とは違い、一時的な物になります。いつもの周期で美容院に行けないけど、とりあえず白髪だけカバーしたい!というお客様向けではあります。

髪色を明るく維持しつつ白髪をカバーしたい人にはこの2つ

1つめはこのマイナチュレ。

毛髪診断士&美容師が商品開発【マイナチュレカラートリートメント】

様々なランキングサイトで1位を独占している、有名なカラートリートメントです。

植物由来成分をメインに構成されており、肌が痒くなる原因であるジアミンも入っていません。普段のカラー剤で頭皮が荒れてしまったり、赤くなってしまう方も安心して使えます。

やはり美容院のように完全に白髪をカバーできるわけではありませんが、気になる方はダークブラウンを選んでいただくといいと思います。

2つめは美容系大手のPOLAさんが出しているこのカラートリートメント

【POLA】グローイングショット カラートリートメント

1つめのカラートリートメントと違い、この商品は天然由来成分がメインではありませんが、よりトリートメント効果を期待できる商品です。

一般的なカラーシャンプーは白髪をカバーすることにフォーカスしているため、トリートメント効果をそこまで実感することができないという場合もありますが、これはしっかりとサラサラな指通りを確認することができます。

やはりこちらも完全に白髪をカバーすることは難しいですが、一時的なメンテナンスとしてはかなり優秀なカラートリートメントです。染まりが心配な方はブラックのお色を選んでいただくと良いと思います。

安全面、仕上がり、楽さを考えるとこの2つがセルフカラーに一番オススメできる商品です。

しっかりと白髪をカバーしたい人

この場合はしっかりと白髪を染められる商品を使ってあげましょう。しかし最近では自分好みのカラー剤をオーダーメイドで作れるというサービスもあるので、薬局などで買うよりもそちらを使用するのがおすすめです。

デメリットとしてはカラー剤塗布がカラートリートメントに比べて少し難しいという事ですが、一度慣れてしまえばそこまで難しく感じることはありません。

しっかりと白髪をカバーしたい人にはこちらがおすすめ

このCOLORISが提供しているサービスは業界初のオーダーメイド式のカラー調合です。

美容院では常にお客様の髪のタイプを考えながら薬剤を混ぜていきます。例えば

  • 細い髪の人に明るい薬剤を使ってしまうと予想よりも明るくなってしまう。
  • 太い髪の人に暗い薬剤を使うと予想よりも暗くなりすぎてしまう。

などの失敗があります。しかし薬局などで売っているカラー剤は細かい髪の状態に合わせて使えるわけではないので、自分の希望と違った仕上がりになってしまう事がほとんどです。

このサービスは髪の状態をしっかりとカウンセリングし、その人に合ったカラー剤を作ることができるので正直革命的なサービスだと思います。

そしてもしもカラーリングに失敗したとしても美容院でのお直しか市販の薬でのお直し保証もあるので安心して使えますね。

さらにカラーを塗布する際のハケやカップ、ケープまで一緒に同封されているので自分で用意する必要はありません。

ぶっちゃけこんなサービスは初めて見るので驚いています。

これだったら今後ずっと家で染めるという人がでてくると思うので美容師的には恐怖でしかありません。

まとめ

今回は自宅で簡単に使える白髪染めを4つ紹介しました。今後世界的に経済も悪くなると思いますが、白髪をカバーして綺麗を保ちたいという方は非常に多くいらっしゃいます。

必ず美容院に行かないとカラーができないというわけではありませんので、まずは自分で出来る方法を試していきましょう。

美容師目線で言わせていただくと、お客様が薬局やスーパーなどで買ったカラー剤を使われるのが一番の悩みです。どうしても次回サロンでカラーする際に、ムラができたり仕上がりが100%満足という状態に持っていけないからです。

昔と違い、今のカラー剤は進化しています。ご自宅で染めるのを止めるように言うわけではありません。しっかりと使う商品、自分の理想とする仕上がりを考えてから行うようにしましょう。

そしてたまには美容院でカラーもしてくださいねw

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