美容院で綺麗にカラーリングをしても退色は絶対に起こります。これは避けられない問題であって、今まで多くのお客様がこの問題に悩まれてきました。
- 月に一回カラーをして色味をキープするのは正直めんどくさい。
- もっと楽に綺麗な色を楽しむことはできないかな。
こんな風に考える人は多いのではないでしょうか。
この問題を解決するのがカラーシャンプーとカラートリートメントです。
通常美容院で使われているカラー剤は髪の毛を明るくすることや色味を入れる、髪の毛を暗くすることも可能です。しかしこれらは色味を入れることだけにフォーカスした、いわば専門用品になります。
このページでは歴14年カラー特化型美容師がオススメする本当に使えるカラーシャンプー&トリートメントを紹介し、メリットや向いている人、使い方も紹介していきます。
歴14年カラー特化型美容師が本当にオススメする使えるカラーシャンプー&トリートメント
綺麗な色味を維持したい人向けのカラーシャンプー
第3位
第3位はシュワルツコフのグッバイイエロー
こちらの商品は数年前まで良い意味で美容業界のカラーシャンプー市場を騒がせていました。
黄色味を取る力が強く、どちらかというと色味を付けるというより黄色味を抑えるという感じで使ってあげると良いかと思います。
第2位
第2位はカラタスのカラーシャンプー。
日本の美容室でもよく使われているカラーシャンプーで強みは色の種類の多さ。
ピンク、パープル、シルバーがあるので大抵の髪色には対応できます。
強すぎるアッシュがあまり好きではないという方は、ピンクとパープルを混ぜて使うことでベージュのように仕上げることも可能です。バリエーションが豊富だからこそできる裏技ですね。
第1位
圧倒的1位はFanola No Yellow です。え、なんで持ってないの?ってレベルでオススメ
メリット
イタリア発祥の紫シャンプーですが、びっくりするほど色入ります。ロンドンやニューヨークといった美容最先端のサロンではもちろん、最近では日本でも使われているシャンプーです。
海外の街中を歩いているような綺麗なブロンドの人はこのシャンプーをカラー剤として美容院でも使い、余分な黄色味を除去しています。カラーをすることによって綺麗な色味を出すことが一番効率いいのですが、やはりダメージの事を考えるとカラーシャンプーやトリートメントなどのダメージを与えないものを使って色を維持すると良いですね。
より綺麗に発色、黄色味を取りたい方は30分ほど時間を置いても大丈夫です。しかしムラによって染まらない所がでないようにたっぷりとシャンプーを使ってコーミングしながら塗布しましょう。
もうシャンプーとしてではなく、カラーとして考えたほうがいいくらい染まります。まずこれを使っておけば間違いはないです。こんな綺麗に染まります。

上で説明してあるように使うと、明るい黄色味の強い髪がシルバーやアッシュっぽくなるんですね。ただ、Fanolaは本当に色味が強いのでこのように濃い色のシャンプーで手にも青く残ってしまい、爪などが青くなるので気になる人は手袋をして使うようにしましょう。

僕的にはこのFanolaに絶対的な信頼を置いているので、サロンでもヘビーユーズしていますが、日本からの場合だと海外からの輸入する必要があるので少し時間はかかってしまいます。
デメリット
デメリットは手元に届くまでに時間がかかってしまうという事。
日本で取り扱っている所は調べた限りありませんので、Amazonなどのネットショッピングで手に入れることになりそうです。時間がかかりますが、それを差し置いても絶対的に効果のあるカラーシャンプーなので一本ストックしておくことをオススメします。
Fanolaのトリートメントも同様に綺麗に色が入るのでシャンプーと併用して更に綺麗にシルバーやアッシュっぽくすることが可能です。余裕のある人はこれもストックしておきましょう。
白髪を楽にカバーしたい人向けのカラートリートメント
第3位
第3位はグローリン・ワンクロス
!
シャンプーでありながら白髪をなじませる力は他の物に比べてかなり高いです。
他のカラートリートメントは週に2,3回の使用によってよりなじませることはできるのですが、グローリンワンクロスは週1回の使用でいいというのも高ポイントですね。
しっかりとなじませたいのであれば間違いなくこれが優れていますが、逆に言い換えれば色味が濃いという事。髪の表面に付着して白髪をなじませるシャンプーですが、暗くしすぎたくない人にはうーん…という感じです。
しかしながらアミノ酸系シャンプーになるので、頭皮や髪の毛にとっては優しい、サロンで使うシャンプーと同系統と言えます。
サロンで使われているシャンプーはアミノ酸系シャンプーがほとんどです。
※今なら34%Offでお得に買えます
第2位
第2位はマイナチュレ カラートリートメント !
様々なランキングサイトで1位を独占している、有名なカラートリートメントです。
植物由来成分をメインに構成されており、肌が痒くなる原因であるジアミンも入っていません。普段のカラー剤で頭皮が荒れてしまったり、赤くなってしまう方も植物由来の優しいカラートリートメントなら安心して使えますね。
色はダークブラウンとブラウンの2色があり、今の髪色を考慮してそれぞれ明るめと暗めで選ぶことができるので仕上がりのイメージをしやすいのも高ポイント。
今なら30日間全額返金保証といったとてつもない破壊力のキャンペーンも実施中なのでこの機会にカラートリートメントを試してみてもいいですね。
使いやすさ、白髪のなじませ具合に病みつきになりますよ。
第1位
第1位は超大企業の【POLA】グローイングショット カラートリートメント !
この商品は白髪をなじませることはもちろん、カラー後のトリートメント効果をより期待できる商品です。
一般的なカラーシャンプーは白髪をカバーすることにフォーカスしているため、トリートメント効果をそこまで実感することができないという場合もありますが、これは流石のPOLAさん、しっかりとサラサラな指通りを確認することができます。
美容大手の会社が出しているという事もあり、安心して使用できるカラートリートメントですね。気になる口コミはこんな感じ。



放置時間が5分と短い事も売りの1つです。通常カラーシャンプーやトリートメントなどは10~15分程置かないとなかなか効果は見られないのですが、こちらのグローイングショットは他の製品に比べて短い時間で効果が期待できるので忙しい方にはぴったりですね。
カラーシャンプー&トリートメントを使うメリット
これらを使うメリットは
- 好きな色味を選択可能
- 頭皮や髪の毛にダメージは一切なし
- 安く、自分の好きなタイミングで使用可能
- ムラなく仕上がる
とこのようにたくさんあります。
好きな色味を選択できる
カラーシャンプー&トリートメントにはたくさんのバリエーションがあります。
白髪をなじませるタイプのものからアッシュやピンク色にするもの、退色した際に黄色をなるべく抑えるようなブラウンまで。
ご自身の髪の状態や希望に沿った商品を選ぶことができます。
頭皮や髪の毛にダメージは一切なし
サロンで使われているカラー剤にはジアミンという物質が入っており、これが頭皮が痒くなる一番の原因です。そしてトリートメントをしたとしても、髪の毛にも少なからずダメージを与えてしまいます。
その点カラーシャンプー&トリートメントはジアミンを含まないので気になるダメージを全てカットしてくれます。
コスパ最高、自分のタイミングで使える
わざわざ時間を割いて美容院に通う必要はありません。
いつものようにシャンプー、トリートメントをして少し時間を置くだけで使用可能。
何回もブリーチしてシルバーにしたけど色落ちが早くてこれじゃ外にでれない。。という方も簡単にまたアッシュやシルバー、ピンクにすることが可能です。
美容室の平均カラー料金が6000円なのに対し、カラーシャンプー&トリートメントは安いもので2000円程、良いものだと6000円程の値段で手に入れることができます。1回で終わりではなく、何回も使用可能というのが嬉しいですよね。
ムラなく仕上がる
ご自身でやる際に不安なのが仕上がりのムラ。
難しそう、私にはできるかな。。などの意見も良くお聞きしますが大丈夫です。
通常のシャンプーのように泡になって全体に広がってくれるので、市販のカラー剤のようなクリームタイプに比べてはるかにムラを抑えて仕上げることが可能です。
カラーシャンプー&トリートメントを使う際に気を付ける事
しかしながら気を付けなければいけない事もやはりあります。
- 明るくした髪に使わないと効果がない
- ダメージ補修は期待できない
- 持続効果は短い
明るくした髪の毛でないと効果は薄い
通常カラーシャンプー&トリートメントはブリーチをした髪の毛に対して効果を最大限に発揮します。色味を入れることのみに特化した商品ですので、黒髪を明るくする効果はありません。
あくまでもカラー剤ではなく、髪色をサポートするものであるので事前にサロンで綺麗にブリーチ、カラーをした方に対して効果があります。
ダメージ補修は期待できない
色味補充に全てを捧げているので栄養補充などは正直期待できません。
その代わりに洗い流さないトリートメントやオイルを使って髪の毛の質感を整えましょう。
持続効果が短い
しっかりシャンプーで色味を補充したとしても、持ちは正直良くありません。2日に1回ほどの頻度で使うことで綺麗な色味を維持することができます。
カラーシャンプー&トリートメントに向いている人、向かない人
向いている人
まず向いている人は白髪がそこまで多くなく、まだ明るいカラーを楽しみたいという方。
顔周りだけ白髪が出てきたからそれだけカバーしたいという方には白髪対応のカラートリートメントはベストな選択だと思います。完全に染めるわけではなく、明るい髪の毛に馴染ませるようにカバーしてくれるのと次回以降サロンでカラーをしても残留が無い為に綺麗な仕上がりになります。
次に、過去にブリーチを2回以上して髪の毛が十分に明るい人。
参考までにこのくらいの明るさであればカラーシャンプー&トリートメントは最大限の効果を発揮します。

この髪はバレイヤージュをして3週間後の状態です。明るさも十分にあり、まだ綺麗にデザインが見えていますね。
この状態にピンクシャンプーを使うと

こうなります。
カラーシャンプー&トリートメントを使うのであればこのくらい髪が明るいと効果がはっきりと感じられるでしょう。
向いていない人
全頭の白髪率が80%以上の方はカラーシャンプー&トリートメントを使ったとしても綺麗にカバーすることは難しいです。
しっかりと白髪をカバーして地毛の明るさと同じぐらいにしたい方はサロンで白髪染めをする方がおすすめです。
ブリーチをしないで今の髪色が茶色の人はシルバーシャンプーや紫シャンプーを使ったとしてもアッシュやシルバーにはなりません。その代わりにブラウンシャンプーを使うことでサロンでの仕上がりをより長く綺麗に保つことが可能です。
カラーシャンプー&トリートメントの使い方
通常のシャンプーやトリートメントのように手に馴染ませ、いつも通りに髪の毛をシャンプーし、トリートメントします。この際にクシなどでシャンプーを梳かしながら広げるとよりムラなくつけれるのでおすすめ。
カラーシャンプーに一番重要なのが時間を置くという事。
放置する時間によって色の入り具合が濃くなっていくので、より濃い色味にしたいのであれば30分ほど置いていきます。その場合はラップなどで頭を包んでイスなどに座ってゆっくりしましょう。
時間を置いて十分に色が入ったことを確認出来たら少しぬるま湯で流していきます。
熱いお湯を使ってしまうと、カラーシャンプーは流れやすいのでできるだけ温度を下げて流しましょう。
白髪などをなじませるカラートリートメントをお使いの場合は、いつも通りシャンプーをした後に軽く水分をふき取ります。こうすることでカラートリートメントの濃度を下げることなく使用することができるので、できればタオルなどで頭皮を中心にドライしましょう。
あとはカラートリートメントを全体くまなく塗布し、汚れてもいいクシやブラシなどで髪の毛を優しくコーミングしていきます。これでできる限りムラを抑えてカラートリートメントを全体に行き渡らせることができます。
15分程時間を置いたら、あとは綺麗に流していきます。その際に頭皮にトリートメントが残りやすいのでしっかりと落とすようにしましょう。コンディショナーなどはする必要ありませんのでご注意ください。
カラーシャンプーとカラートリートメントは目安として3日に1回使っていただくと効果を実感できます。
カラーシャンプーとカラートリートメントは必須なのか
ここまでいろいろと紹介してきましたが、正直かなり便利なシャンプー&トリートメントです。
海外の美容院では毎日のようにカラーの代わりにカラーシャンプーやカラートリートメントを使っています。もしこれらが使えないとなると美容師目線で見るとかなり困ります。
まずは使ってみるとその効果の凄さをすぐに体験できると思います。
おススメです。