白髪が気になるならハイライトする?明るい髪が白髪を隠す!

年齢による白髪や若白髪、円形脱毛症によって白髪が出てきてしまってへこんでいませんか?

世の中の全人類には多かれ少なかれ白髪が生えてきます。アジア人の場合は地毛が黒に近いのでコントラストがはっきりしてよりはっきりと白髪が目立ってしまいますよね。

日本の美容院で特に多く目にするのが、30台中盤から後半にかけての女性がポツポツと出てきた白髪を白髪染めによってカバーすることです。

でもですね、必ずしも白髪染めで全体を暗くする必要なんてないと思うんです。

ブリーチを使うことで白髪をうまくカバーしながら髪に立体感や柔らかさを出すことができるんです。しかもできる限りダメージを軽減して。

今回はそんな悩める白髪にブリーチでアプローチする方法を説明していきたいと思います。

目次

白髪染めを使う事でのメリット&デメリット

ブリーチを使う場合でもやはり白髪染めは使用します。しかしながら全体に使うのではなく、根元だけにです。なぜ根元だけに使うのか、そしてメリットやデメリットはなんでしょうか?

白髪染めを使う上でのメリット

白髪染めは3種類あります。ヘナとマニキュア、白髪染めです。

この3つの中で特に白髪のカバー力が高く、長持ちしやすいのが白髪染めです。

通常のオシャレ染めに少しブラウン味を濃くしたものが白髪染めと考えてもらって大丈夫です。

マニキュアに関しては髪の毛の表面に一時的に付着するだけですので、オシャレ染めとの併用は難しいですし、表面に吸着したカラー剤は2~3週間ほどで落ちてきてしまいます。

オシャレ染めとの併用が難しいマニキュアに比べ、白髪染めはオシャレ染めとの併用ができ、根元だけ白髪染めで毛先は通常のカラーを使うという事も出来ます。

これにより理想のスタイルもカラー剤の選定により叶えることができます。

しかしデメリットもある

この白髪染めは一度使うとかなり濃いブラウン味が髪の中に吸着してしまうので、なかなかはがすことが難しくなってしまいます。

なので何度も回数を重ねて暗い白髪染めを続けている方はなかなか明るくすることができません。

白髪染めを使う場合は根元だけに使うようにして、中間から毛先にかけては通常のオシャレ染めで色味を入れてあげることで柔らかいスタイルや理想の色味に近づけるでしょう。

大事なのは髪質をしっかりと見極めて適切なカラー選定を行う事。ですので白髪のセルフカラーはお勧めできません。

ハイライトやバレイヤージュと白髪染め

ではここから本題に入っていきましょう。

まずはコチラの画像を見てください。

ちょっと見ずらいですが、こちらのモデルさんは今まで通常のオシャレ染めを繰り返してきたが、年齢による白髪が気になってきているので白髪をカバーしつつ中間から毛先は立体感を出しつつ柔らかく仕上げたいというご希望です。

ブリーチを使うなら白髪よりも元の明るさが重要!

ブリーチを使ってのバレイヤージュやハイライトは施術前の明るさがかなり重要になってきます。

真っ黒の場合ですとなかなか一回で透明感を出すという事は難しく、どうしても回数を重ねないといけません。

しかしこのモデルさんの場合は元の明るさが9~10レベル程なので1回のブリーチでかなり明るくすることができます。

このぐらい元の状態が明るければ十分アッシュも入りますので、白髪染めを繰り返している方はまずはできるだけ明るくしましょう。その際は余分なダメージを与えないように、ブリーチ以外の薬を使ってくださいね。

ブリーチのデザインで全ては決まる

元の明るさが十分あれば後はブリーチでデザインを入れていくのみです。

白髪染めとブリーチを併用し、全体を明るくしたい場合は細かく線を入れるようにハイライトを入れていきます。

スタイルにもよりますが、僕の場合80枚以上は全体に入れます。

しかしながら、全体を明るくするというよりも立体感を出したいという方はそこまで入れる必要はなく、かなり少ない枚数で大丈夫でしょう。

表面だけに入れる場合もありますし、太めにハイライトを取って立体感を見せやすくするという方法もあります。

今回は立体感を出して柔らかく仕上げるので、全体ではなくハチ上のみに細かいハイライトと少し太めのハイライトをバランスよく配置していきます。

この時点で根元の白髪には一切タッチしていません。

いよいよ白髪染めをブリーチに使う時

ブリーチでデザインを入れた後は一度乾かしてから、根元には白髪染めを使って中間から毛先に関しては通常のオシャレ染めでアプローチしていきます。

この際に全頭白髪染めを使ってしまうとブリーチして明るくなったところががっつり暗くなってしまうので、無駄なところは触らないように根元のみ塗布します。

塗り終わったら毛先の方に柔らかくなるようにアッシュの薬剤を塗布し、適切な時間を置いてからお流し、ブローして終了です。

仕上がりはこんな感じ。

今回はハチから上にのみブリーチでハイライトを施しているので、根元の方の暗い部分や、襟足の暗い部分がよくわかると思います。

根元を暗くすることで伸びてきた時になじみやすくなるのと、メンテナンスが楽になります。

このスタイルですと大体1か月に一回根元のリタッチをして、3~6ヵ月おきに中間のハイライトをもう一度足してあげるだけで綺麗に維持することができます。

まとめ

白髪染めで全体を真っ暗にする時代は終わりました。

みんなが思う綺麗なスタイルは白髪染めでも綺麗に作ることができます。

しかし全員に同じようにできるわけではありません。施術前の明るさやダメージ具合が重要ですし、メンテナンスも定期的に行ってあげなくてはいけません。

ダメージが気になって迷っているという方も大丈夫です。全体をブリーチするわけではなく、ハイライトですと全体のおよそ30~40%ほど、バレイヤージュですと50~70%程にブリーチを塗布するので遥かにダメージは抑えれます。

白髪があるからってオシャレを我慢していませんか?

意外となんでもいける世の中になりました。

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