トリートメントの正しいつけ方って知ってる?

いきなりですが、髪の毛って治ると思います?

残念ですが一度傷んだ髪は元に戻せません…

 
トリートメントで手触りを良くしたり、栄養補給する事はできますが治る事はありません。

じゃあなぜトリートメントをするのか?

ダメージの進行を食い止める為です。繰り返しカラーやパーマをするために避けては通れない道、トリートメントとコンディショナーの違い、用途について見ていきましょう。

目次

洗い流すタイプのトリートメント(インバス)

インバストリートメントは一番効率よく栄養を髪に補給することができます。

栄養を髪に補給するのはトリートメントの役割。

モノにもよりますが綺麗なしなやかな髪に必要な

  • コラーゲン
  • ケラチン
  • アミノ酸
  • CMC

は主にこのインバスタイプのトリートメントで補えます。

家でケアをする場合、このインバストリートメントがとても重要になります。

シャンプーの後にトリートメントをつけるのですが、この時に注意して頂きたい事があります。

インバスの正しいつけ方とは?

まず最初に頭に入れていて欲しい事は水をなるべく搾ってからトリートメントをつけるということ

これだけで髪の浸透率は変わります。

美容室でトリートメントした事ある人なら分かると思いますが、時間をおいて暖めるタイプが多いです。

これも髪への浸透率を高めるため。トリートメントに関してはこの浸透率という言葉がとても大事で、つけてすぐ流すだけでは髪の中まで栄養成分が行き渡ってくれないのです。

あとはつける箇所にも注意が必要。

根元の髪の毛は生えて間もない髪の毛なので、栄養を与える必要はありません。

それに根元につけると洗い残しが起こりやすくなり、ベタベタします。

塗布する際は、髪の毛の中間部分から毛先にかけて。そして最後に余分な水を絞るように髪の毛を手でギュッとしてあげましょう。こうするだけでも浸透率は変わってきます。

特に毛先は一番古い箇所なのでしっかりとつけて圧をかけます。

5分程は時間を置いた方がいいのですが、トリートメントをつけている間に体を洗ったりすると効率よく時間が使えるかと思います。

コンディショナーとトリートメントの違い

コンディショナーとは髪の外側に膜を作る薬です。

髪の毛にはそれぞれ5%しかない皮脂膜というものが存在します。これらは髪の周りをコーティングしており、この5%が無くなるだけで髪の毛がパサパサになってしまう、とても重要な物質です。

ハイダメージのブリーチや、デジタルパーマを何回もしている方などは正直コンディショナーだけでもいいかなと個人的には思っています。

インバスで栄養を補充したとしても髪の毛が絡まりにくく、完璧な状態になるとは限りません。両方できるのがベストではありますが、面倒くさい方はコンディショナーだけでもやってあげると良いですね。

コンディショナーの使い方

トリートメントが中に浸透して補修をしてくれるのに対して、コンディショナーは疑似的に皮脂膜を作る感じです。

根本的な髪の毛の補修というのは期待できませんが、つける事によって中に浸透したトリートメントを流出させにくくする役割があります。

ですので順番はインバストリートメント で栄養補充した後にコンディショナーで蓋をするという感じです。となりますね!

コンディショナーはあくまでも髪の毛を一時的にサラサラにしてくれるという補助的な物ですので、基本的にはトリートメントと併用して使用します。

そしてコンディショナーは基本的に安く、理由としてはタンパク質などの補修成分がトリートメントに比べて少ないからです。

コンディショナーがドラッグストアなどで安い理由はこれですね。

洗い流さないトリートメント(アウトバス)

アウトバストリートメントはお風呂から上がって、乾かす前につけるトリートメントです。

栄養補給よりも手触り、質感を整えます。*美容室専売品などでは栄養補給できるタイプの物もあります。

更には

  • 髪の膨らみをおさえたり
  • 艶を出したり
  • 乾燥や湿気などからも守ってくれる

とっても便利なトリートメント。

アウトバストリートメントの使い方。

濡れた状態の髪の毛に、極少量を手のひらに伸ばし均一に毛先につけます。

目安として

ショートの人は小指の爪ほど、半プッシュ程で十分です。

ミディアムの人は100円玉ほど、1プッシュ程で十分です。

ロングの人は500円玉ほど、1プッシュ~2プッシュ程で大丈夫です。

もちろん髪の毛の量にもよって決まるのですが、参考にしてみてください。

手に取ってみると意外に量が少ないかなーと思うかもしれません。

しかし髪の中間~毛先に塗布するだけなので少ないかな~ぐらいの方が丁度いいのです。

そして塗布した後に必ずやって欲しい事があります。

それはコームやブラシで髪の毛をとかすという事。

手でトリートメントやオイルをつけただけではムラになってしまいます。ブラシで何回かとかしてあげることで、髪の毛全体に均一に広がってくれます。

これはかなりオススメの方法ですので、やってみてください!

アウトバスの種類

オイルタイプ、クリームタイプ、乳液タイプなど様々な種類がありますが、自分の髪と相談して決めましょう。

オイルタイプはパサつきを抑え、乾燥毛や広がりが気になる人向け。

クリームタイプは若干の栄養補給と艶をだし、髪の毛をより綺麗に見せたい人向け。

乳液タイプはサラサラした質感でベタつきにくい、ボリュームが出にくい髪が細い人向け。

大まかな選び方ですが、僕はこれを基準に使うアウトバスを決めています。

しかし今はたくさんの種類があるので必ずしもこれらが当てはまるとは言えません。アルガンオイルは良い例です。

オイルタイプであるにも関わらず、ベタつきがなくサラサラとした質感。そしてパサつきも抑えられる。

万能薬みたいなトリートメントです。

まとめ

結局どのトリートメントが良いのかは明確には言えません。

シリコン入りでいいのか、オーガニックがいいのか、オイルタイプがいいのか、浸透しやすいのがいいのか…

これは使う人の髪質や、生活スタイル、美容院でよくするメニューなどを元に考えた方が良いです。

トリートメントは使ってすぐに効果がでるものではありません。続けて使う事によって効果がでてきます。

ドライヤーや紫外線、日常生活の上で髪が傷む原因はたくさんあり、当然髪の脂質や水分のバランスは変わっています。

これを毎日整え、補給することが大切です。

化粧はその日に落とし、お肌のケアをしますよね。髪も頭皮も一緒です。
汚れはその日に落としてしっかりとメンテナンスをしましょう。

  • 一度傷んだ髪は元に戻らない!食い止める事は可能!
  • 洗い流すトリートメントは一番栄養補給ができる!
  • コンディショナーは保護するのみ!
  • 乾かす前につけるトリートメントは艶、質感重視!
  • 全て髪の中間から毛先につける!
  • ブラッシング大事!

できれば傷んだ髪を治すよりも髪を傷ませないようにしましょう!

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