発色しやすいカラーとしにくいカラー。1位はあの色だ!

この色にしたーい!あんな色したーい!

美容室のカウンセリングでよく聞くことですが、どんな色が一番綺麗に発色するか知ってますか?

そして長持ちするカラーって何色か知っていますか?

今回はそんな疑問にお答えすべくサロンのカラーで発色しやすい色、しにくい色を見ていきましょう!

目次

カラーをする際に知っておいてほしいこと

一度カラーをして綺麗に色が入る場合もありますが入らない場合もあります。美容室でカラーリングをする前にしておいてほしいこと、それは

カラーリングは積み重ねである

基本的にカラーリングは同じ系統の色みで繰り返すと重ねた分だけ、より綺麗に発色してくれます。

赤→アッシュ→赤→アッシュ

とカラーリングをしていた場合、赤の発色や青の発色は綺麗には出ません。

前回のカラーの色味が髪に少し残っており、そこに他の色を混ぜてしまうと濁ったような色になってしまいます。

しかし

青→青→青→青

の場合、だんだんと青が積み重なるので綺麗になっていきます。そして最終的には綺麗な深みのあるアッシュを作り出すことができます。

色が退色してきてからも、積み重ねてきたカラーにおいては比較的綺麗な色みが出てきます。

また赤を積み重ねてきてた場合うっすらと赤みが残るようになります。

時間短縮の方法としてブリーチをしてから希望の色を入れることで綺麗に発色はするのですが、積み重ねたカラーのように深みのある色を出すことが難しくなります。

原色系はブリーチをする

ピンクやシルバー、ミルクティーベージュなどのカラーはブリーチ必須です!

原色系のカラーをする場合、正確に色味を発色させなければいけないので茶色の髪の毛にシルバーを混ぜても濁った茶色にしかなりません。

アッシュ系や赤みを消したい場合は効果的なのですが現色のシルバーを出したい場合はブリーチをしないと発色してくれません。

髪の毛はキャンパスだ!

分かりやすいように髪の毛を画用紙に例えて説明していきましょう。

黒の画用紙にピンク色や青色、オレンジ色などで絵を書いても、何が書いてあるかは目を凝らせばわかりますが何色かわかりません。

逆に白の画用紙の場合、色鉛筆のどの色使ったとしても何色でどのようなものが書いてあるということがわかります。

髪の毛もこれと同じ理屈で

  • 黒の画用紙=明るさが暗い髪の毛
  • 白の画用紙=ブリーチをした髪の毛

としては考えてもらうとわかりやすいかと思います。

綺麗に色味を発色させたいならまずは脱黒髪!話はそれからだ!

でも、アッシュ系は注意!

ブリーチをしたところにミルクティーブラウンなどの柔らかい濁った色は綺麗に発色してくれます。

しかしこれが現色の場合、青にしたいからといって青系のカラー剤をそのまま入れてしまうと見事に緑色になります。

ブリーチした後の黄色と青が混ざって緑色になってしまうからです。

カラーのお直しでよく駆け込まれる方がいらっしゃいますが、この緑になってしまったというご相談は結構お聞きします。

濃い青や水色にしたい場合はブリーチは2、3回必要と考えておいてください。

それで一体どのカラーが綺麗に発色しやすいのよ!

ではここからはブリーチなしで綺麗に発色してくれる色味を見ていきましょう。

ブリーチなしで発色しやすいのは赤系

バージン毛(なにもしていない自然な髪の毛)にシルバーやアッシュ系などの色味をのせたとしても茶色になって終わりです。

しかし赤色の場合バージン毛からでもほんのりと赤みがわかるようになります。1回のカラーで気軽に髪の変化を楽しみたいのであれば赤系がお勧めです。

そしてこの赤系のカラーは抜けてきてもほんのりと赤みが残るので比較的持ちが良いといえるでしょう。

でもピンク系はちょっと弱い

柔らかいピンク系にしたい場合、少し難易度が高くなります。

ピンクの色味自体が弱いので、発色しづらく抜けやすいという特徴を持っています。

お勧めは積み重ねのカラーリングをすることですが、時間がないという方やめんどくさい方は、赤っぽいピンクを入れる方法が1番合理的です。

仕上がりは少し赤紫っぽい感じになりますが、シャンプーなどをして自然と色味が抜けてきた3日後4日後ぐらいには綺麗なピンク色になってくれます。

このように当日の仕上がりに重点を置くのではなく、抜けてきた後に重点を置くというカラーの方法もあります。

綺麗なアッシュ系の作り方

アッシュ系は、染める前の髪の毛が明るいほど綺麗に発色します。

元の髪色が暗い場合、まずは明るくすることが最重要となります。

黒の画用紙を白の画用紙に近づけていくってこと!

しかしこの明るくしていく過程の中でも重点的にアッシュ系の色味を使うことで、積み重ねのカラーは出来上がっていきます。

どうしても最初の数回は茶色が強く発色してしまいますが、根気よく3回4回と続けてあげると回数を重ねるに連れてより綺麗に発色してくれるようになります。

まとめ

カラーは違う色味を毎回するのではなく、同じ系統の色味で染めていくとより綺麗に発色しやすくなっていきます。

そして色を変えたいときには徐々に変えていくと、その都度綺麗な色にを保ちつつ色味を変えていくことができます。

例えば

アッシュ→アッシュブラウン→バイオレットアッシュ→バイオレットブラウン→レッドバイオレット

このように少しずつ色味を変えていけば毎回少し変わった色味も楽しめますね!

ブリーチをしない場合、発色しやすいのは①赤系②アッシュ系③ピンク系④原色系だ!

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