美容室でブリーチをしたけどなんか思ってたのと違う。。
よーし!髪の毛明るくしたし、次はパーマだ!
その場の勢いやノリでブリーチをしてしまった人のために、美容師に勧められてブリーチをしたけどブリーチがなんなのか分からない方。
これから髪の施術について制限されることは何があるのかを一緒に見ていきましょう。
もちろんこれからブリーチを考えてる人に対しても同じことが言えますので、参考にしてみてください。
ブリーチをした人に起こる4つのこと
- 髪を乾かすスピードが遅くなる。
- ブリーチをしたところを切るまでパーマ、ストレートは無理
- 退色のスピードが速くなる
- 髪の毛が広がる。
大きく分けてこの4つがあります。
髪を乾かすスピードが遅くなる
通常、健康な髪の毛やハイダメージでない髪の毛はシャンプーするだけで水分を余分に吸収することはありません。
しかしブリーチをした髪の毛やストレート、パーマによってハイダメージを受けた髪の毛は水を吸収しやすくなっています。
通常であればすぐに乾くような髪の毛も、余分な水分により乾く時間は大分長くなってしまいます。
面倒くさいからといってドライヤーをかけないで自然乾燥したままにするとキューティクルが開きっぱなしになってしまい余計にダメージを与えてしまうことになります。
ブリーチをした後は少しめんどくさいですが、ちゃんと髪の毛を乾かして寝るようにしましょう。
ブリーチしたところを切るまでパーマや縮毛矯正は無理
ブリーチをした髪の毛はたんぱく質を著しく損なっています。
そのような髪の毛に対して、施術の中で1.2のダメージを争うパーマや縮毛矯正の薬をつけるということは自殺行為でしかありません。
基本的にパーマや縮毛矯正は髪の中のたんぱく質を変形させてカールをつけたり、まっすぐにしたりするのですが、このタンパク質がないということはただダメージを与えるということでしかありません。
最近ではアルカリを使わないブリーチ毛に対するパーマ液や、保護するトリートメントなどもありますが、かなりの値段になってしまいます。そしてダメージを与えないという事ではなく、気休め程度です。
多くの美容室では基本的にブリーチもに対してのパーマや縮毛矯正はお断りしているところが多いです。
なので1年前や2年前にブリーチをしたとしても、傷んだ髪の毛が残っている限りはカラー以外の施術は難しいと思ってください。
退色のスピードが速くなる
これもブリーチによるハイダメージのせいで色味の抜けるスピードが格段に早くなってしまいます。
ブリーチをしないで12レベルまで明るくした髪の毛と、ブリーチをして12レベルまで明るくした髪の毛では全然違ってきます。
徐々に黒髪から12レベルまで普通のカラー剤で明るくした場合
この状態の髪の毛に対してしっかり色味を入れるとするとだいたい1ヶ月から1ヶ月半ほど持ちます。
そしてその後も暗めの色味を入れていくだけでサラサラな髪の毛や明るさも維持することができます。
もし色味が抜けたとしても派手な金色になることはなく、染める前と同じくらいの明るさになるということを覚えていてください。
ブリーチをして、12レベルまで明るくした髪の毛
一度にかなりの負荷をかけ、時間短縮をして明るくしているので髪の中のタンパク質はほぼ破壊されてしまいます。
それにより色味を留めておく機能が損傷しており、かなり暗い色を入れたとしてもすぐに抜けてしまいます。
シルバーや青、赤などの色は1週間から2週間でかなり薄くなってしまいます。
もし染めたての色味や明るさを維持したいのであれば目安として1ヶ月に1度ぐらいのカラーをする必要があります。
髪の毛が広がる
ダメージやチリつきなどによって髪の毛が膨らんだり縮れたりします。
これは髪質にもよりますが、髪の毛が細い人のほうがより広がりやすくなります。
それと同時に、手触りの悪さやパサつき、収まりの悪さもわかるようになってきます。
髪の広がりやパサつきなどは洗い流さないトリートメントなどを使って対処してあげましょう。
まとめ
ブリーチをした後に髪の毛に起こる4つのことを説明してきましたが、正直なところブリーチに対してかなり印象が悪いかなと思います。。
今回はネガティブなことしか書いてないので印象が悪くなるのは当然ですよね。
しかし僕の個人的な考えとして、ブリーチには肯定的です。
欧米人のほとんどはブリーチをして金髪を保っていますし、ブリーチで得られるメリットはかなり大きいです。
確かに髪のダメージも大事ですが、定期的なトリートメントや適切な施術でダメージを抑えることも可能です。
おしゃれを得るために犠牲にするものもありますが、適切なヘアケアや施術が大事になります。
いきなり全部の髪の毛をブリーチするよりも、美容師さんと相談して毛先だけグラデーションのようにするというのもアリです。
そしてパーマや縮毛矯正をする必要がないのであれば、ハイライトやインナーカラーなどもお勧めです。
そこまでダメージを感じることなく少しだけ髪型にスパイスを加えることができますし、色が抜けてきても髪の毛になじんでくれます。
高校を卒業したばかりのお客様が4月頃になると『ブリーチなんかしなければ良かった!』と言うのはよく聞くので毎回悲しくなっていました。
自分にとって髪の毛の質感が重要なのか、色味が重要なのか、形が重要なのかそれぞれあると思います。
まず自分にとって重要なことを美容師さんに伝えると美容師さんも提案しやすいかなと思いますので参考にしてみてください。
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