市販のブリーチで3回やると髪はこうなる。美容室でのブリーチとの違いは?

髪を明るくするためにブリーチを使うのは分かるけど、美容室でやるとどうしてもお金が高くなってしまって迷う。。なら市販のブリーチで簡単に明るくすればいっか!

なんて考える人も少なくはないはず。

でもちょっと待った。

美容師が施術するメニューの中で一番難しいのが縮毛矯正とブリーチ。この二つは下手すれば髪の毛が溶けてしまう恐れがあるのと同時に、一度薬剤を髪の毛につけてしまったらその履歴は切ってしまうまで消えることはありません。

なので美容師側もかなり集中してブリーチワークを行うのですが、それをセルフで!と考えただけでもぞっとします。

今回はそんな市販のブリーチと美容院で使っているブリーチの違いを見ていきましょう。

目次

市販と美容室のブリーチの成分の違い

市販のブリーチは痛むと思われている方も多いと思います。

実は、市販でも美容室で使用しているブリーチでも、薬剤の成分に大きな違いはありません。

ダメージを感じにくいケアブリーチというものもありますが、髪を明るくするための一般的なブリーチは市販も美容室もほぼ同じと考えていいでしょう。

市販のブリーチのメリット・デメリット

まずはこちらの画像を見てください。


おー明るいですね。

これは美容院でブリーチをした後に、明るさが足りない為に市販のブリーチを使ってセルフブリーチをされたお客様です。そのブリーチ合計回数は3回(内1回は美容院にて)

市販のブリーチのメリットは手軽に、明るく

通常、美容院でバージン毛である黒髪からここまでの明るさにしようとなると3回は必須です。

値段は、回数に比例するので、かなりお金がかかってしまいます。全体のブリーチ1回が平均8,000円であることを考えると合計24,000円。

しかし、市販のブリーチを使う事によって、およそ10分の1の費用までに抑えることができます。

市販のブリーチは、購入者全員の髪の毛が明るくなるように、基本的に強めに薬剤が配合されおり、誰でも明るくできるようになっています。

安く、思い立った時に手軽にブリーチできるというのは市販のブリーチのメリットでもありますが、もちろんデメリットも存在します。

市販ブリーチのデメリット

純粋に明るさだけを求めるのであれば、市販のブリーチでも構わないでしょう。しかしながら画像を見ても分かるように、毛先はもうチリチリになってしまっています。

髪の毛に必要以上のダメージを与えることで起こるのが広がるという事。

本来しなやかな髪の毛は、一本一本が重なりまとまっていますが、ダメージが蓄積していくことによって一本一本が膨らんでしまい、どうにもこうにも収まらなくなってしまいます。

髪の毛が膨らむことによって頭も大きく見えてしまいますし、くせ毛のようにうねうねとしてしまうのが最大の難点です。

これは、市販のブリーチ剤が悪いというわけではなく、セルフでブリーチをするという事が問題になります。

自分でブリーチ剤を塗布する時は、どうしても自分で塗りやすい部分に多くブリーチ剤を塗りがちになり、痛んでいる毛先のダメージが大きくなります。

また、ブリーチ剤の量が十分ではないことや放置する時間差によってもムラができてしまいやすくなります。

もし友達に美容師経験者がいたり、市販のブリーチ塗布を手伝ってくれる方が身近にいたら是非お願いしましょう。

安くできるのと同時にムラも少なくすることができるでしょう。

ちなみに市販のブリーチで明るくしたいならこちらがおすすめです。

髪の量が多い方やロングの方は多めに用意しておきましょう。

美容院でブリーチをするメリット・デメリット

次にこちらの画像を見てください。

こちらの画像は、3週間前にブリーチを使ってシルバーにした髪の毛が、退色した後の明るさです。

全体をエアタッチとバレイヤージュで仕上げているので繊細なデザインが退色した後でもわかります。

バレイヤージュはもう古い!エアタッチが断然オススメ!

美容院でブリーチをするメリットは低ダメージ

この画像と、市販のブリーチで行った画像を見て分かることは、髪の毛の広がり具合。

先述したように、ダメージが多くなるとまとまりが悪くなるために、サロンでのブリーチは極力髪の毛を保護するように施術します。

市販のブリーチに比べ、薬剤は弱めの物から強めのものまで幅広く用意しています。お客様の髪の状態にあった薬剤を使ってダメージを最小限に抑えられることができますし、ブリーチに混ぜるトリートメントもあるので、手触りや指通りを想像以上に良くすることができます。

そして、セルフでブリーチをするわけではないので、当然凝ったデザインを入れることもできます。

全体にブリーチを塗布することで、1か月後や2カ月後にははっきりと境目が出てきますが、エアタッチやバレイヤージュをすることで、それらの状態を回避することもできます。

美容室のブリーチのデメリット

一方、デメリットはやはりコストがかかるという事。

一度ブリーチをしたからといって、1年放置してもいいのか?と言われたら答えはNO。髪の毛は常に伸びているので、定期的なメンテナンスは必須になりますし、ブリーチカラーの場合は色味の退色がかなり早いので必然的に美容院に行く頻度は高くなるかと思います。

高いお金を払ったとしても全員が全員理想の色にできるとは限りません。そのような状態を避けるためにも美容師選びはかなり重要になってきます。

まとめ

市販のブリーチとサロンでのブリーチに目に見えて違いがあるかと言われたら正直な微妙なレベルです。ダメージ具合は目に見えるような数値では測れませんし、トリートメントなどで手触りを良くすることもできます。おそらく市販のブリーチをサロンで美容師が使ったとしてもお客様は違いが分からないでしょうし、僕らも言われるまで気づかないと思います。

市販のブリーチ剤かサロンのブリーチ剤で悩むよりも重要なのは誰がどのように施術するのか?ということ。

ブリーチは一瞬でムラになりやすく難しい技術なので自分自身でやることはおすすめしません。

セルフでやるときは誰かに手伝ってもらうのが安心です。

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